スポーツツーリズムは日本で認知されるようになって間もなく、歴史は浅い。従って国内におけるスポーツツーリズムの定義に関する研究や蓄積も少ない。そのような中、欧米ではRuskin(1987)以降、様々な定義がなされている(表1)。
日本においては、2011年、観光庁が主導するスポーツツーリズム推進連絡会議は国内でスポーツツーリズムを推進するための方針である「スポーツツーリズム推進基本方針」においてスポーツツーリズムの定義について触れられて以降、スポーツ基本計画などでもスポーツツーリズムについて触れられ、地方創生や東京オリンピック・パラリンピック招致決定などとあいまって、にわかに注目されつつある。
表1.研究におけるスポーツツーリズムの定義
出典:工藤 康宏・野川 春夫[2002]『スポーツ・ツーリズムにおける研究枠組みに関する研究』順天堂大学スポーツ健康科学研究 第 6 号,pp183-192
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