近年、シェアサイクル(相互利用型)の普及が進んでいる。シェアサイクルとは、街の中に相互利用可能な複数のサイクルポートを設置し、利用者がどこでも自由に借りたり返却できるシステムである。シェアサイクルはコミュニティサイクルとも言う。サイクルポートAで借りてBでもCでもDでも返却可能で、面的な移動が可能である(図1)。
図1.シェアサイクルの仕組み
出典:小倉哲也・林恒宏・田村匡[2016]『レンタサイクルの今後の動向に関する一考察‐「うめぐるチャリ」を事例に‐』大阪成蹊大学紀要,pp 41‐49
Bernd H. Schmitt(1998)は、エスセティクスマーケティングを「企業やブランドを通じて感覚的経験を顧客に提供し、組織やブランドのアイデンティティ形成を促進するマーケティング活動」と定義した。エスセティクスの語源はギリシャ語「感覚的に知覚される美学・審美観」で、...
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